住めば都

亡くなった祖母の俳句を詠み解くブログ

蜆汁食べたい

このブログは祖母の残した俳句を詠み解くことをしています。

今日の一句

 

  口重き一日なりけり蜆汁

 

まずは季語は蜆汁ですかねー

春の季語みたいですね

この辺調べないと春だなって気付かないあたり教養がないですねー残念ですねー

蜆の味噌汁。家庭らしい味。

とあります。これは知ってます。

 

あとは大体分かりますね。

口重い日になったんだな、と。

家庭の一幕ということで蜆汁という季語をチョイスしたんでしょうか。

 

祖母の家では、夏の日には大根の味噌汁を冷やして出してくれたんです。冷たいお味噌汁、美味しかったな。そんなことをふと思い出しました。f:id:tounyu_nomeba:20180515001439j:image

お前が詠むんかい!

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今日の一句

 

  飾臼寡婦半生を生き抜けり

 

季語は飾臼ですかね。

しらべよ

、、、ちょっと待ってくれよいちばんわかりやすい俳句歳時記に飾臼がのってないぞ!

と思ったら

この本よく見たら表紙に 春 夏 ってかいてある。

やっちゃってますね。

今までそういえば秋冬の俳句出てきてない

 

仕方ないからググります。↓

読み方:カザリウス(kazariusu)

正月、農家で土間などに、新しいむしろの上に臼をすえ、杵をかけ、臼に注連をはり、鏡餅を供えること。箕を添えることもある

季節 新年

分類 人事

なんか正月のめでてー感じかな

 

寡婦

夫を失って独身の女

 

だから、寡婦が半生を生き抜いたぞ!って句?

 

飾臼はめでてー感じがするんだけどもそれと哀愁の雰囲気を持つ寡婦を持ってきてより生き抜いだぞ感出してる感じ?

正月だから

新しい年を迎えたぞ!生き抜いたぞ!

みたいな?あってる?この解釈

 

今日の一句

  詠み解けず一人で騒ぐ夏近し

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無知を知る今日

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本日の一句

 

  夾竹桃思案に余ることばかり

 

はい、まずは季語ねきごーさいじきー

夾竹桃は夏の季語で植物

濃い緑の葉に、桃に似た紅や白色の花が咲く。炎暑の青空に合う。有毒。

と植物の説明をしてくれてる

けれども、これじゃどんなニュアンスを受け取ればよいかわからぬ

ので、画像でもググってみます

 

あった↓

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見たことあるようなないようなー

 

んーとりあえず次に進むか

思案に余る

意味は

いくら考えても、よい考えが出てこない。

とな。

 

とゆうことで、

思案に余ることばかりは

いくら考えても良い考えが出てこないことばかりだな〜

ということはすぐにわかりますが、

この句で大事になってくるのは夾竹桃のニュアンスだなーきっと

この夾竹桃がどんな意味を持っているかでこの句の持つ雰囲気が決まるって言っても過言ではないはず知らんけど

 

 

結果……無知故解読ならず……

 

それにしても祖母は何を思案していたのか

春ドッカーン桜写真を添えて

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本日はコレ↓

 

  嬰児のはや笑み初めし木の芽晴

 

んーまったく分からんぞ。

まず季語はー

主婦の友社さんのいちばんわかりやすい俳句歳時記によると、‘木の芽’ですかねー

植物部門で春先、いっせいに吹く木の芽

と書いてあります。

 

次は嬰児の意味はーググれググれ

ググった。

三歳ぐらいまでの子。あかんぼう。あかご。

とのこと。

 

ということは、これは孫5人➕ひ孫1人のうちの誰かをみて詠んだ可能性が高いですねー。

次、はや笑み初めしの意味!は!

はやの意味がググったら沢山出てきたのですが、多分コレかなぁ↓

早くもすでに。もはや

 

コレなら後ろの意味が繋がりますね。

この俳句の意味多分こんな感じ?

 

赤ん坊もう笑い始めよったわい春ドッカーン

 

 

今日は全くわからないところから結構読み解いたぞ。読み解いた感100%。合ってるかは知らんけど。

 

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お前が詠むんかい!

 

本日、仕事終わりに初心者向けの歳時記を購入致しました。

んじゃ、早速、詠み解こう。

つくった本の1ページ目から順にいきます。

 

  試歩の径桜前線遅々として

 

まず、季語は桜ですかね。

んで次に気になるのは、‘試歩の径’。

どこの道なのよまったく。

とりあえずググります。

 

ググりました。↓

回復期の病人などが、足の訓練のためにためしに歩いてみること。足ならし。

だそうで。

実在する道じゃなかった…。

 

ということは、この遅々としては

試歩の径と桜前線、両方にかかっていると考えたら良いんでしょうか。

回復も桜前線もあらあら遅いわね。

ってな感じでしょうか。

 

……初めてやってみましたが……当たり前ですが、

答え合わせが出来ない。合ってんのかな。

 

ここで一句

  コタエナイ祖母の想い暮の春

今日買った歳時記使ってやったぞ!

 

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住めば都

祖母は俳句を詠んでいた。

だから、約5年前、句集をつくってプレゼントした。

その1年後だったか、祖母は亡くなった。

 

今になって、TVの影響もあり、俳句に興味が出てきた。

そうしたら、祖母のつくった俳句が気になってきた。

私は君枝さんが好きだった。

祖母がどんなことを考え、感じ、あの古い大きな瓦屋根の中で生きていたのか、俳句を詠み解くことで知りたいと思いはじめた。

 

よって、俳句初心者、31歳独身女。

祖母の俳句を一所懸命読み解きます。

俳句に詳しい方、宜しければご助力ください。

よろしくお願い申し上げます。